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歯周疾患の指標   —最高点に気をつける  —

衛生学>​口腔衛生>PMA

PMA  

PMAは歯周炎の広がりを評価するための指標である。若年者の集団について評価したい場合に適している。観察部位は全歯または上下顎前歯部であり、1歯ごとに乳頭部(Papillary)、辺縁部(marginal)、付着部(Attached)について炎症の有無を判定する。炎症がある場合は1部位に1点を与える。

診査部位   (全歯法)      (前歯部法)

      7-4  3-3  4-7                  3-3   

        7-4  3-3  4-7                  3-3 

最高点        82点                       32点

PMAの測定箇所

ポイント1  最高点の計算法​

 上の図の例のように​仮に診査対象が6歯だとしても、pが5部位でM,Aが6部位である。なのでただ単に対象歯×3、つまり全歯ならば28×3=84や前歯部ならば12×3=36のような計算が最高点にならない理由は乳頭部のカウントが他と異なるということである。観察しているのはあくまで対象となる歯の周辺の歯周組織であるということに注意したい。

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